
50代の男のアルバイトはこれだ。
50代の男のアルバイトは本当に少ないのはあまりクローズアップされていない事実である。
実際探してみたらわかる。
50代、まあ40代も含めて男がアルバイトをすると、かなり浮いた存在になる。
ここでは、40代50代の男性がアルバイトをしてもなんとかいけそうというものを探してみた。
警備のアルバイト
一番中年の男がやるアルバイトで無難なのがこの警備のアルバイトである。
この集団に入れば、警備会社にもよるが40,50代は『中堅』である。
その代わり、いわゆる3Kであり、かなり過酷の現場があることも忘れてはならない。
もちろん、1日中、立ちっぱなしの仕事もあるし、朝8時から夕方、もしくは夕方から朝方までの拘束時間が長いのもそうである。
施設警備は屋内で楽のように見えるが、24時間勤務、途中仮眠をとるようなものまである。
夏場冬場は当然過酷であるし、拘束時間にしては日給が安い。現場までの移動時間もバカにならない。
定着率も悪いのもうなずける話である。
交通警備は、神経も使うため、慣れないと厳しい仕事である。
ウーバーイーツなど配達業
最近、このウーバー配達員のアルバイトを中年が挑戦しているケースが多い。
一般的には、自転車、バイク、自動車ということになる。
地域にもよることになるが、自転車は厳しいし、自動車で行うと小回りが利かない。
ジャイロバイクなどを購入して本格的にやるのもいいだろう。
あとは、店側の商品の容器が不備であると、配送中にこぼれたりするのでトラブルの原因となる。
ウーバーイーツは報酬が低いが、ユーザーにはなじみがあるのでよいと言える。
掛け持ちする強者もいるらしいが、慣れるまでは1つに集中することになる。
マクドナルドやガストなどは専属の配達員を整備しているが安定的な仕事ができるという上ではいいので比較の対象となる。
ウーバーイーツの配達の合間に、エリクラやモバイルバッテリーの回収をすることもできるから暇な時間帯であればそれらで稼ぐこともできる。
ポスティングのアルバイト
50代の男でもアルバイトができるのがポスティングである。
これは、ポスティングチラシを配布する仕事なのであるが、かなり真剣にやっても月10万円ぐらいである。
少し効率が悪いと言ってもいい。あくまで補助的なアルバイトということになる。
月3~5万円位を狙うのであれば、自分の好きな時間でできるしその利点はあるので検討の1つにしておきたいものだ。
清掃のアルバイト
清掃のアルバイトは、50代の男の入る余地はあるが浮くことは避けられない。
清掃の求人をよく見ると実に様々なものがあることがわかる。
その中でも、トイレ清掃が含まれるものは男は採用されづらいというか女性と比べ競争力が弱い。
例えば、ビルや施設の清掃でも、営業時間外であればOKなのであるが、営業時間中であると女性トイレを清掃するのが厳しくなってくる。
マンションの清掃や部屋の清掃、ビルの深夜清掃などは男性の活躍が見込める。
しかし実際は人材が不足している業種なので大きい施設であれば採用の目もでてくる。
清掃は中年以降の女性のアルバイトが中心となっているのは間違いない。
工場のアルバイト
工場のアルバイトを選択するとき採用側は40,50代の男を必ずしも必要としないというのが現実である。
つまり、男性がやる仕事は男性の正社員がやり、アルバイトがする仕事は女性がやるというイメージである。
力を使う仕事は男性で若い者に限られるというわけである。
40代50代の体力の低下を感じている人にとってはやむを得ないというところであろう。
また、前職がどんなものなのかということにも影響しそうだ。
工場の仕事はとても単調である。これに飽きずにやるのは難しく続かないというひともいるので一括りに工場アルバイトと捉えず、あくまで作業内容を加味して検討したいところだ。
コンビニエンスストアのアルバイト
コンビニのアルバイトも若者が優先であり30代以降は採用率が低い。
今では外国人がコンビニ店員のアルバイトの研修を受けているので、序列も彼らの下になる。
以前コンビニでアルバイトをしていたとしても、コンビニのオペレーションが楽になったとはいえ、それ以外の業務が複雑になっており中年は憶えが悪いという思い込みから参入が厳しいと言える。
確かに40,50のオジサンがコンビニ店員なのをあまり見かけない。
派遣アルバイト
派遣アルバイトは登録はしてもらえるが、仕事を与えてくれるかというのが問題になるだろう。
女性だったら50代でもOKなのだが、なぜか男性に厳しいのである。
もちろん、登録をしてもらえればどこかしらの派遣先を紹介されるであろうが、ほとんど派遣で見かけない。
実際、派遣アルバイトで生計を立てるぐらい働くのは中年の男にとって厳しい。
体力的にも精神的にもである。1度やってみるとわかる。かなり浮いた存在になるだろう。
ただ、マスクや帽子をして業務をすることも多いので年齢があまり目立たないが、教えを乞う人が自分の子供ぐらいの年齢というのがとにかくきつい。
工場の仕分けアルバイト
工場の仕分けのアルバイトも中年の男が何とか入り込める可能性がある。
しかし採用の時に若い子と比較されたら劣勢になる。
実際体力も使うし、想像した以上につかれる仕事だということがわかる。
50代の男性が一番最適なアルバイトは
結局、一番受け入れてもらいやすいアルバイトは、警備業である。
ただ、できる人とできない人にわかれるといえる。
60代70代でも警備をしている人がいることを考えるとチャレンジしてみて自分に適性があるかを判断してもよいだろう。
なにしろ、そもそもが短期アルバイトであったり、辞める可能性が高いアルバイトなのだから。
それがだめなら、清掃業ということになる。
清掃業は男性ができる作業を選んで応募をすれば案外入り込むのは簡単なのかもしれない。
いずれにしても、鼻から50代男性がダメとはいわなくても、採用されても職場で浮いてしまう存在になるので居心地が悪いことになる。