
清掃業は最底辺?経験者が語る。
清掃業は、何だか最底辺の仕事として挙げられバズっていた?のニュースがありましたね。
これを聞いた清掃業の人はどう思ったでしょう。
実際何にも思わなかったんではないでしょうかね。
むしろ、適性を自分で考えて清掃業を選んだ人がいるので自分でやりがいを持っている人もいるのではないかと思います。
清掃業の選ぶポイントは?
清掃業のアルバイトをしてみようかなと思ったなら、選ぶポイントがあります。
私もやってみて初めてそう思ったこともあるので有益だと思います。
ちなみに清掃アルバイト5年してきました。
清掃業は清掃場所によって決めろ!
まず、アルバイトは、自宅から近いところが一番ですが、一定のところを清掃する場合と、色々移動して清掃する場合があります。
一般的なものは、一定のところになりますのでそんなに心配いりませんが、物件をまわったり、顧客を回ったり、市内の公園をまわったり巡回型のものもありますので
自分ができるかどうか考えてみましょう。
清掃業はどんな人がいるかを考えたほうがいい。
清掃業といっても、パチンコ屋、スーパー、大型商業施設、ホテル、ビルなどがあります。
お客さんがいる場合はその人に対しての接客の要素も求められることがあります。
といっても、清掃員に求められる接客の要素なんていうものはハードルが低いです。
トイレはどこにありますか。出口はどこですか。などのような勤めていれば自然に答えが出るものです。
もし、わからなくても、怒られることはまずありませんし、社員に聞けばいいことです。
また、ビジネスビルのようなところの清掃であれば、もっと清掃員に対していい意味で無関心です。
そして、清掃アルバイトをする時間帯によってもその負担が違います。
深夜や営業時間外などは、人がいないため、黙々とできるので気は楽です。
ただ、オープン前の清掃となるため、正社員の作業のチェックなどが細かいことがありどうでもよいことを指摘されるとイライラ度が増します。
トイレの清掃は女性の中高年に限る?
今は、こんなこというと時代錯誤と言われますが、トイレの清掃は中高年の女性がしろといっているのではありません。
男性女性のトイレを一人で遂行できるのに適した属性が、女性の中高年ということは認めざるを得ません。
例えば、大型銭湯にいる垢すりなども女性です。
これが中年の男性がおこなったら、やっている本人はなんの意識がなくても、女性トイレを使っている人からすればあまりいい思いはしないでしょう。
でも、男性も女性の中年であってもトイレの中にいて、しかも、性器をむき出しの便器に露出するわけですから、あまりいいものではありません。
もちろん、閉店後のトイレ掃除は男性女性関係なく担当になります。
しかし、営業中のトイレ清掃はやはり女性の中高年であることが多いのです。
逆に言えば、清掃会社も求人をするときに最も優位に立つのは『中高年女性』であることがおおいです。
清掃の範囲、清掃場所の種類によって決めろ
清掃業は当たり前ですが、その場所によってやり方や場所も違うと思います。
もし、清掃業を選ぶならば、清掃の範囲と清掃場所の種類を考えたほうが、あとで後悔をしなくても済みます。
基本的に清掃に難しいも易しいもありませんが、道具の種類や清掃の工程などを複数個所を覚えなければなりません。
その場所をそれぞれの担当者が基本的に一人で行うことになります。
それまでは、指導者について何回か経験することになります。
すべての仕事ができるようになるには、週何回にもよりますが、半年から1年ぐらいかかるのです。
また、同じ清掃でも敷地の広い場所などでは、1日の歩数が中高年であれば結構きついものとなります。
2万歩以上歩くことになると確かに運動になりますが、慣れるまでは筋肉痛になります。
ただし、その仕事が毎日ではないので心配するほどではないですが、一応考えておいた方がいいです。
清掃業のアルバイトはどんな人が多いか
清掃アルバイトを若い人がする場合、早朝だから時間的に好都合ということはありますが、やはり、人とのコミュニケーションがあまり必要でないということを理由に入る人が多いです。
実際、始業から終業までほとんど話さなくてもいいですし、アルバイト仲間も無口な人が多いためそれが違和感になりません。
もちろん最低限のコミュニケーションが必要になりますが、全体的には雰囲気は職場によると思います。
これが女性中高年になると、そこまでではありません。
和気あいあいにやっている雰囲気もありますが、飲食や接客をするアルバイトの層に比べて年齢層が高め、作業がのんびりな人も多いです。
中にはなかなか仕事が覚えられない人もいますが、就職先も限られているので必死でやっている印象です。
なので、定着率も高め特に高齢になればなるほど高いです。
トイレ清掃は実は大変
トイレ清掃は、なんとなく簡単のようにみえますが、営業時間、閉店時間中共に大変なパートです。
お客さんがいれば、スピードやお声がけも必要ですし、中にはクレームを直接言われることもあります。
また、単純にゴミ拾いや窓ふきよりも、汚れが分かりやすいため、精度も必要になることが多いです。
そして、腰痛持ちの人はトイレは立ったり、腰をおろしたりの繰り返しになるので、腰を痛めることもあります。
トイレ清掃がないアルバイトもありますが、大半は必須になるでしょう。
その場合、トイレ清掃がどれくらいあるのかも確認したほうがいいでしょう。
清掃業は自分に適正かを見分ける
冒頭に述べた通り清掃業は最底辺と言われています。
印象として人が捨てたごみ、人が利用したトイレの清掃をする人だから、そうなったのでしょう。
しかし、この清掃がなければ、とても居心地の悪い環境があふれるでしょう。
清掃業の人から見れば、あんなに接客で忙しく、ときにはモンスター客に暴言を振るわれているのに時給が清掃業より安いなんて大変だなと思ってしまいます。
清掃業は、心の中ではそう思われても、口に出してそこまで言われることも少ないと思いますし、何しろ清掃員に対する期待値は低いので自分のペースで黙々と働きたい人にとってはとてもいいと思います。